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お店でデイリーワイン#11

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隔週木曜日に更新。お店でもワインを楽しめるように色々情報配信!

今日はブドウの話でみんな大好き渋重ワインの代表

カベルネソーヴィニヨン

 

そもそも、カベルネソーヴィニヨンというのはカベルネフラン(赤ブドウ)とソーヴィニヨンブラン(白ブドウ)の2種類のブドウが自然交配してできた品種。

それぞれの頭文字を繋げたのがカベルネソーヴィニヨン

うん。わかりやすくていいねー。

 

で、特徴はというと

果実は小さめで青みがかった黒色の皮で皮は分厚く、種に強いタンニンが含まれています。この『タンニン』が渋みにつながってくるやつです。

主な産地は

フランス ボルドー地方、イタリア トスカーナ、アメリカのナパバレー、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、スペインなど世界中で作られています。

 

このブドウでワインを作ると

味わいは重いながらもすっきりとした清々しさがあるのが基本ですが、温暖な場所や完熟したものはベリー系の香りがふんわりと広がるものとなります。

フランスのボルドー地方では、味わいに複雑さや深みを持たすために樽で寝かせる以外にも違うブドウ品種(メルロー、カベルネフラン、プチベルト、マルベック)などを混ぜたりもします。これがよく言うボルドーブレンドというやつで、左岸地区に多く見られます。温暖な地域で育ったカベルネソーヴィニヨンはしっかりとした果実味と香りも生まれるので単一で使われることも多いです。

なので、同じカベルネソーヴィニヨンといっても千差万別。この辺りがワインの難しくも楽しいところ。

同じ品種でも、地域やブレンドなどいろいろなカベルネソーヴィニヨンを楽しんで、ぜひ自分好みのものを見つけてもらえたらうれしいです。

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